Messagesご挨拶
Director of the Sports Medicine Medical Center
スポーツ医学診療センター長
Daisuke Araki荒木 大輔
みなさま、こんにちは。
兵庫県立リハビリテーション中央病院 スポーツ医学診療センター センター長の荒木大輔です。当センターは、スポーツを愛される方々が身体に違和感を覚えられたり、不慮の外傷・障害に見舞われた際に、診断から治療、手術、そして競技復帰に至るまでを一元的に支援できる体制の構築を目的として2021年5月に開設されました。
現在では年間約1,000件に及ぶスポーツ症例の手術を行うまでに発展し、多くの患者様の競技復帰を支援してまいりました。さらに、従来のスポーツ整形外科診療に加え、部位別専門医によるより高度で専門性の高い診療体制を整備し、より精緻な診断と治療の提供に努めております。
また、当センターでは整形外科のみならずスポーツ内科診療を併設し、スポーツ貧血や栄養管理など、全身状態を踏まえた包括的なサポートを行ってまいりました。2025年11月からは新たに女性アスリート外来を開設し、無月経や骨代謝異常といった女性特有の健康課題にも専門的に対応しております。加えて、スポーツ専門セラピストの増員・強化やアスリート食の導入など、多職種連携によるサポート体制の強化にも取り組んでおります。
兵庫県立リハビリテーション中央病院は、歴史的に脊髄損傷患者やパラアスリートの治療に強みを持ち、障害者スポーツ交流館、自立生活訓練センター、さらには最先端のリハビリテーション技術を開発する研究所やロボットリハビリテーションセンターなど、多様な施設を有しております。院内には西日本最大規模のリハビリテーション室を備え、最新のトレーニング機器を備えたスポーツリハビリテーション室も整備されました。さらに今後は、ひょうご障害者総合トレーニングセンター(仮称)の開設により、アリーナや屋内プール、フットサルコートなど、より充実したスポーツ環境の整備が進む予定です。
当センターでは、プロスポーツチームへのメディカルサポートを通じて培った知見をもとに、経験豊富なスタッフが診療にあたっております。また、内科・整形外科領域を含めたスポーツメディカルチェックにも対応しており、障害予防から競技力向上まで幅広く支援しております。
今後も、トップアスリートから一般のスポーツ愛好家に至るまで、スポーツのレベルを問わず、すべての方々が安全に競技を継続し、より高いパフォーマンスを発揮できるよう支援してまいります。スポーツ復帰を目指すすべての方々にとって最良のスポーツメディカルセンターであり続けることを目標に、スタッフ一同、日々研鑽を重ねてまいります。
どうぞお気軽にご相談ください。
| 学歴 | |
|---|---|
| 2003年 | 秋田大学医学部医学科 卒業 |
| 2011年 | 神戸大学大学院医学系研究科 修了 |
| 主な経歴 | |
| 2003年 | 神戸大学医学部附属病院 神戸大学整形外科研修プログラム 修了 |
| 2012年 | 米国 ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)整形外科 |
| 2014年 | 神戸大学医学部附属病院 整形外科 |
| 2021年 | 兵庫県立リハビリテーション中央病院 スポーツ医学診療センター |
| 認定資格等 | |
| 日本整形外科学会 整形外科専門医 | |
| 日本整形外科学会 認定スポーツ医 | |
| 日本スポーツ協会 公認スポーツドクター | |
| 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 (JOSKAS) 関節鏡技術認定医 膝フォーラム 世話人 | |
| 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 (JOSKAS) 評議員 | |
| 日本臨床スポーツ医学会 代議員 | |
| 日本オリンピック委員会 強化スタッフ(医・科学) | |
| 日本バレーボール協会 ハイパフォーマンスサポート委員会 メディカルユニット メンバー(学術・国際班 班長) | |
| 日本バレーボールリーグ機構(V. LEAGUE) メディカル委員 | |
| 所属学会 |
|---|
| 日本整形外科学会 |
| 中部日本整形災害外科学会 |
| 日本臨床バイオメカニクス学会 |
| 日本臨床スポーツ医学会 |
| 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会 (JOSKAS) |
| 日本整形外科スポーツ医学会 (JOSSM) |
| 日本リハビリテーション医学会 |
| 関西関節鏡・膝関節研究会 |
| International Society of Arthroscopy, Knee Surgery and Orthopaedic Sports Medicine (ISAKOS) |
| European Society of Sports Traumatology Knee Surgery and Arthroscopy (ESSKA) |
| Asia-Pacific Knee, Arthroscopy and Sports Medicine Society (APKASS) |
| Orthopaedic Research Society (ORS) |
| Anterior Cruciate Ligament Study Group (ACLSG) |
| チームメディカルサポート |
| バレーボール日本代表チーム チームドクター |
| 久光スプリングス チームドクター |
| 大阪ブルテオン チームドクター |
| 神戸製鋼コベルコスティーラーズ チームドクター |
About usスポーツ医学診療センターについて
スポーツに関わる様々な疾患にワンストップで対応
兵庫県立リハビリテーション中央病院 スポーツ医学診療センターは、プロアスリート・パラアスリート・学生アスリート・スポーツ愛好家・障害者スポーツ愛好家など、スポーツを愛する方々が、外傷や障害で治療を余儀なくされた際に、「適切な診断」・「高度な治療」・「復帰へ向けた最高のリハビリテーション」を実践できる施設として設立されました。
整形外科疾患はもちろんのこと、スポーツ内科など、アスリートを取り巻く多くの外傷・障害に対して包括的な治療を展開いたします。治療に際しては神戸大学医学部附属病院と密接に連携し、様々な疾患に対応できるような体制を整えております。皆様、いつでもお気軽にご相談ください。

01最新鋭の治療機器と充実したリハビリテーション体制
当センターには兵庫県立リハビリテーション中央病院の外来・入院・手術施設に加え、CT・MRI・エコーなどの検査機器、関節鏡システムや体外衝撃波治療器など最新の治療機器を取り揃えております。
経験豊富な理学療法士・作業療法士・アスレチックトレーナーが多く在籍しており、理学療法室・作業療法室などのリハビリテーション施設は西日本随一の広さを誇ります。さらには最新のトレーニング機器をそろえたトレーニング室を開設し、メディカルリハビリテーションのみならず、患部外のトレーニングも同時に行うことで、アスリートが治療期間を有意義に過ごせるような体制を整えております。
また、入院期間中快適にお過ごしいただけるよう、売店・レストラン・理容室に加え、最上階にある展望浴室もご利用いただけます。

02パラアスリートのためのトレーニング設備も強化
敷地内には障害者スポーツ交流館、障害者支援施設自立生活訓練センターも併設されており、パラアスリートの方々もトレーニングに打ち込める環境も兼ね備えております。また、総合リハビリテーションセンター 福祉のまちづくり研究所ではインテリジェント義足やロボットリハビリテーションなど精力的な研究を行っており、スポーツ医学分野の研究も行いながら先端的治療を実践できるように心がけております。
今後アリーナ、屋内プール、屋内フットサルコートなどを備えた「ひょうご障害者総合トレーニングセンター(仮称)」が開設される予定で、アスリート・パラアスリートに対して宿泊リハビリテーション・トレーニング事業も展開していきます。

03柔軟かつ迅速な診療体制への取り組み
受診に際しては全国に先駆けて「スポーツ救急ダイヤル」を設置し、現場で急遽生じた外傷等に対しても適切なアドバイスが随時できるような体制を整えており、Web予約システムにより迅速な受診が可能となるシステムを構築いたしました。当センターの開設に合わせて、午後7時までの夜間診を開始し、外来通院リハビリテーションや最先端の治療機器を使用した物理療法も取り入れて、保存的加療にも積極的に対応いたします。
また、多くのスポーツチームのメディカルサポートを行っており、地域の学校やスポーツチームを対象に定期的に現場での救急法・ドーピングコントロール・スポーツ医学などに関する勉強会や講演会も企画しております。
Team Medical Supportチームメディカルサポート
近年皆様がより安全にスポーツを楽しめるように、チームドクター、遠征・大会時の帯同ドクターのニーズが高まっています。
当センターでは本県のスポーツ振興を図るため、様々なスポーツ種目に対し、整形外科医師、ナース、セラピストの派遣を行ないます。
県内の学校やクラブのメディカルサポート、メディカルチェックなど、様々な面でのサポート体制を整えております。

当院でサポートを行なっているプロスポーツチーム
- 大阪ブルテオン(V.LEAGUE Men Division 1)
- S A G A久光スプリングス(V.LEAGUE Women Division 1)
- ヴィクトリーナ姫路(V.LEAGUE Women Division 1)
- 神戸製鋼コベルコスティーラーズ (ジャパンラグビートップリーグ)など
スポーツイベントへのドクター派遣
昨今、スポーツへの関心が高まる中で、様々なスポーツイベントが催されております。その中でもボディコンタクトの激しい球技、各種格闘技、障害物を伴う競技など、ケガや事故などのリスクが高いイベントの救護には、医師・看護師・セラピストなどのサポートが欠かせません。当センターでは、これらのイベントにもご希望に応じて医師・看護師・セラピストの派遣を行ないます。派遣を希望される方は、当センターにお問い合わせください。
FIFA Medical Centre of ExcellenceFIFAメディカルセンターについて


当院は、国際サッカー連盟(FIFA)により、「FIFAメディカルセンター(FIFA Medical Centre of Excellence)」に認定されています。神戸大学医学部附属病院、明和病院と共に、世界32ヶ国に49ヶ所設置されているFIFAメディカルセンターうちの一つとなっています。FIFAメディカルセンターは特にサッカー選手の外傷・障害の予防ならびに治療を得意とし、FIFA medicalの調査・研究をサポートできる、サッカー医学におけるリーダーシップを確立された施設です。また日本代表選手のメディカルチェックや国際大会派遣手続きも可能です。当センターでは、整形外科を始めとして、スポーツ内科等様々な分野のスペシャリストのチームが協力して、サッカー医学の発展に貢献しています。
近年、選手の外傷・障害治療のみならず、学校・クラブチームにおいてもメディカルチェックの重要性が提唱されています。当センターではスポーツ内科・整形外科含め統括的なメディカルチェックを行うことが可能です。ご希望の方は下記よりお問い合わせください。

